広島にある、インテリアショップの女性スタッフがつぶやく、家具選びのコツ Vol.8<職人の技 無垢収納編>

広島にある、インテリアショップの女性スタッフがつぶやく、家具選びのコツ Vol.8<職人の技 無垢収納編>

今日は、<無垢収納> 編です。
収納家具、というと、その用途によって様々なものがあります。

最近は、戸建てでもマンションでも、つくりつけの収納があります。
見せたくないものをしまう分には、そちらの方がいい場合もあると思います。

しかし、常に見たいもの、見せたいものを収納することってないでしょうか?
たとえば、食器。

私は食器が好きで、旅行に行くと、その土地の焼き物の窯元を訪れ、
気に入ったものを購入したりします。
海外に旅行に行き、素敵なガラス製品や磁器をみつけて購入したら、
われないように、必死に持ち帰ったものです。

そんな食器たちには、思い入れがあり、いつもすぐ見える食器棚に置いています。
大切なものは、大切なものに見合った家具にしまいたいですよね。

坂光家具には、用途によって様々な収納家具があります。

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リビングボード、サイドボード、テレビボード、オープンシェルフ、
チェスト、ドレッサー、壁面収納。

これらの収納家具にも、職人さんの技が満載です。
テーブル、チェア、ソファ編と重なる部分は重複しますので、
収納家具に特有な技についてご紹介させていただきます。

製造工程は、木取り→研磨→塗装→組立→仕上げ です。

収納家具は、組み立てるパーツが多く、(引出し一つにも5コのパーツ)
サイズを測るという作業にも細心の注意が必要です。
数ミリ単位のずれが仕上がりに影響しますし、
仕上げ後の修理を行うのが難しいため、何度もチェックします。

木取りされたパーツは、R(アール)をつけます。
Rをつける、とは、角をとって丸く加工を施すという意味です。
よ~く見ると、家具の端が鋭角ではなく、丸く削られているのがわかります。
本当に、細かいところまで、丁寧な手作業が施されていて、驚きます。

研磨作業というのは、木材の表面を磨くことですが、
家具の良しあしを左右するほど、大切な作業です。
研磨を行う際には、目のあらさの異なるペーパーを使い分け、さらに乾燥させ、
何度も何度も、磨き上げていきます。非常に根気のいる大変な作業です。
この作業次第で、見た目をはじめ、塗装の仕上がりや肌触りに差がでます。

次は、塗装です。
塗装には、ウレタン塗装やオイル塗装といった方法があります。
坂光家具の <無垢収納> は、木材の表面に塗料を浸透させて、
本来持っている表情や質感を、浮かび上がらせるオイル塗装が中心です。

刷毛(はけ)を使って、オイルを塗っていくのですが、
家具作りの中でこの作業が一番難しい、という職人さんが多いそうです。
プロと素人との技術の差が出るのも、この刷毛塗りだと、いわれます。

私は、自宅の外壁のペンキ塗りをしたことがあります。
むらなく塗ることが、とても難しかったことを覚えています。
外壁のペンキ塗り、と家具のオイル塗りは全く異なる作業ですが、
共通点もありますので、難しさがなんとなく理解できます。

坂光家具の <無垢収納> は、研磨と塗装を3回も繰り返し、
(通常は1、2回) 仕上げています。

扉には、45度留め加工がほどこされ、斜めにほってあるので、陰影が美しいです。

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<無垢収納> の内部は、桐材でできています。

桐は、調湿効果があり、湿気の多い日本の気候に適しています。
桐材が、湿気を吸収しふくらみ、隙間をふさぐので、
内部に湿気が侵入するのをくいとめてくれます。
逆に乾燥時期になると、引き出しがやせて外気の乾いた空気を中に導入します。
木材は乾燥して縮んだり、湿気を含んで膨張したりします。
それを、収縮率といいますが、
桐は収縮率が一番小さいので精密なものができるのです。

さらに、桐材でも、切り方によって、柾目と板目というものがあります。
柾目(ぜいたくな切り方をするのでコスト高)の方が、
さらに収縮率が少ないのです。
坂光家具の収納には柾目が使われています。

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桐のたんす、というと着物用のたんす、とイメージされませんか?
調湿効果もありがたいですが、桐材は防虫効果もあるんです。
ですから、大切なものをしまうのに適しています。

桐材は、タンニン・パウロニン・セサミンという成分を含み、虫がそれを嫌うのです。
適材適所な木材が使われているんですね。

引出しには、以前お話ししたことがありますが、あり組、という接合方法を用います。
側面の板と前板を接ぐときに、凹凸に木取りしたものを組み合わせます。
凸の部分の先端が、広がっているので、引っ張りにたいする強度に優れています。
加工に時間と手間がかかってる分、耐久性もよい、ということがいえるのです。

ご自宅にある引出しも、ご覧になってみるとおもしろいですよ。

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引出しの仕上げでは、一杯一杯すきまを確認したり、
前板の位置はあっているかをチェックしたり、確認作業が非常に多いそうです。
道具によっても、確認しますが、
最終的には職人さんの目、手、指の感覚にゆだねられます。
長年の経験と勘、研ぎ澄まされた感覚。

日本の技術が、世界に評価されるゆえんですね。

取手にも様々な種類があります。
手がけタイプは、扉の上部や下部に手の入る隙間をほってあります。
そこに手をかけて開閉します。
見た目が、すっきりして、長年使っていたら、つまみが取れてしまった、
という不具合が起こりません。
この彫りこみも、難易度の高い作業だそうです。

J型取っ手は、扉をJ型に彫りこんで手がけ取手にしたタイプです。

プッシュラッチは、取手をつけずに、押すだけで開くタイプのものです。
背の低い家具なんかに重宝します、押すだけで開いてくれるので。

つまみのあるものは、装飾的だったり、アクセントになったりしますね。

他の家具にはない特徴の一つですが、丁番とかレールという金具が
収納家具には使われます。
レールが取り付けられた引出しは、スムーズな開閉、フルオープンできる、
などといったメリットがあります。
頻繁に開閉する食器棚には、重宝しますね。

丁番とは、開き扉を支え開閉できるようにする部品です。
こういった、金具にもグレードがあって、使い勝手や耐久性に影響してきますので、
よく確認なさってくださいね。
見た目の美しさ、丈夫さ、動かす際のしなやかさを。

そして、やはり取り付ける職人さんの腕も問われます。
一度固定すると扉の調整がきかないため、
丁番の取り付け作業もとても神経を使う作業なのだそうです。
丁番と扉のわずかなすきまを微調整しながら、慎重に慎重に。

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技術力の高い職人さんによって、
手間と時間を十二分にかけ、丁寧に作られた坂光家具の <無垢収納> を
ぜひご覧になってくださいね、お待ちしております。

次回はギャッベ編です 。

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